次の日私は普通に朝登校したまでは良かったのだ。
教室のみんながヒソヒソと私を見て話していた。
そしたら隣の男子こと葛西龍という男が私に
「お前が龍崎千尋だな」
「そうですけどなにか?」
「いいからついて来い!」
「はぁ~!!」
私は言われるがままについて行った。
そこは選ばれた男子しか入れない場所でもありその男子の集団のリ−ダ−が気に入った女子しか入れない場所に連れて来られたのだ。
「あのなんで私がこんなとこに連れて来られたんですか?」
「お前昨日俺に会ってるだろう?」
「はぁ!何いってんの?」
昨日ぶつかった人なんて暗くて見えなかったんですけど。
そんなこと思いながら
「バカかお前!」
「俺様の顔を忘れるなんていい度胸じゃないか」
そしてよ~く顔を見ると
「あっ!!!」
「やっと思い出したか龍崎千尋ちゃん」
「なんで私の名前知ってるの名乗ってないのに!」
「だって俺ら生徒会もやってるから全情報あるよ」
何言ってんだろうこの人達私なんか連れてきたとしてもなんも意味ない気がするんだけど
そう思いながら
「あなた方は私の名前知ってたとしても私があなた達の名前知らないんですけど?」
「あっそうだったな!」