「ふぁぁぁ。」



あ、あたし寝てんだ。



しかも授業中に。


ポンッ



後ろから、私に向かってなにか飛んできた。



それはノートの切れ端。



綺麗に折られていてそこにはなにか書いてあった。


〝なに寝てんだよ!〟



あたしはその字の持ち主の方を向いた。



亮。


彼は幼馴染みの1人。

川上 亮
スポーツだけは良いんだけど、頭は悪すぎる、羨ましいくらい綺麗は二重で、整っている顔


あたしは亮に〝寝てないし〟と口パクで伝えた。


まぁ、寝てたけどと思いやがら前を向きノートを写し出した。