お喋りして、笑って、こんなに楽しかったの久しぶりだな。

突然連れてこられた[此処]がこんなに拠り所によるなんて。

なんか、なんでも乗り越えられる気がしてきた!

カイ「どうしたの?」

そのあと、一輝さんと順さんと佐月が合流して佐月と一輝さんよ覗きに幹部四人と順さんが行っちゃったから

いまは、必然的にカイさんと二人っきりで。

り「うんん。楽しいなーって。」

カイ「そりゃあ、良かった。」

り「家にも学校にも居場所無かったし。

桜風に来てよかったよ!」

にっと笑って見せるとカイはそっぽを向いてしまう。

り「ん?」

カイ「ね、凛ちゃんって彼氏いるの?」

り「いない、けど?」

彼氏、そのフレーズにドキドキが増す。

カイ「そっか。

つくるなよ?」

り「えっ?」

柔らかい口調から強めの口調にかわり驚く。

り「な、なんで‥‥‥?」

カイ「さぁね。」

にこっと笑われこっちが恥ずかしくなるよ。













カイ「いつか俺の彼女になるんだから、なんてまだ言わないよ。」











カイがそう呟いていたのなんて


私は知らなかった。