君との距離は1メートル 【完】




校内で吹奏楽の発表をみたり、


クイズをしたり、色々なクラスを回ってる時




「あ、光!」





不意に誰かに呼ばれて後ろを振り返る。




「…俊?」






「いたいた!お前店に行けよ!交代だろ?」





俊とは同じクラスでありサッカー部の友達。





えっ?!もうそんな時間か?!



焦って時計を見るともう12時を回っていた。




「やべっ!誠戻るぞ!」



つい楽しくて時間なんて忘れてたよ!




「まじか〜〜。じゃーな!」






俺たちはあっけにとられてる残りの3人を置いてクラスへ走った。








「はぁ、はぁ…

遅れてごめんなさい!」





勢いよく教室に入ってきて謝る俺に一斉に視線が集まる。





接客をしていた間中さんがギョッとした目でこっちを見ていた。




「あー、間中さんほんとごめんなさい!今すぐ準備しますっ」






お客さんたちからの視線も集まってしまい居心地が悪い…。





俺と誠は逃げるように教室内にあるスタッフスペースへ向かった。