君との距離は1メートル 【完】




ーーーーーー…





「じゃ、打ち上げはまた後日お知らせしまーす!お疲れ様でしたー!」





「「お疲れ様でしたーー!!」」




実行委員の明美ちゃんの声によって、クラスは一気に騒がしくなった。




「あー!!終わった〜〜!!」




「奏子ったら、そんな働いてないっしょ!」


「はぁ?!働いたわ!」




奏子と愛巳が隣でヤイヤイと言い合いしている。



「もー、そんなのどーだっていいんだから早く帰ろー?」





私は鞄を持って歩き出した。後から2人もついてくる。




「杏奈〜、私働いたよねぇ〜?」





担当時間ポップコーンを食べて仕事を同じ担当の子に押し付けてた奏子が私に泣きついてきた。





「ポップコーン食べてたくせにー」




「あ、バレてた?」




えへへ、と頭をかいて舌をペロッと出す奏子。




「当たり前。もう、帰るよ!」




腕にひっつく奏子を無理やりひきづって下まで降りてく。




今日も愛巳は部活がないので途中まで3人で帰る。



でも、明日からまた愛巳は部活だから帰りはいないのか…。



寂しいなぁ…。





「ねぇ、愛巳!」



文化祭で美味しかった食販について語っていると、突然奏子が大声を出した。





「な、なに」



愛巳も引き気味に奏子を見る。




「光君とどーなった?!」





あ…