プツン、と何かが切れる音がした。
駄目だと思うも止められない。
やっぱり生理前なんだ。
いつもならこれくらい、我慢できる程度だったのに。


「痛い……」
「ん~?何か言った?」


言葉よりも先に手が出た。
誰も私の行動を予想することなどできなかっただろう。