みすみの花が開くとき

聡竜は踏み込んだ。

狙うは誠。





ナイフを取り出す。

刃を展開。

三日月の様なフィレ・ナイフ。





刃を突き出す。





雪が立ち塞がる。





刃先が雪に触れる一瞬前、誠の腕が雪を庇う。





誠の腕に刺さるナイフ。

呻く誠。

驚愕の聡竜。

動けない雪。





扉が蹴破られる。





聡竜が取り押さえられる。





誠がナイフを抜く。

滴る血。





病室は静寂に満たされた。