みすみの花が開くとき

色々な事を話して過ごした。





放送部の大会、頑張ろうね─

屋上に誘ったり、メアド聞くのに、すごい勇気を出した─

初めて名前で呼ばれた時、すごく嬉しかった─

とかなんとか─





あぁ…。雪の声を、こんなにたくさん、独り占め…。





時間なんか、止まればいい…。





雪と、これ以上進めなくてもいい。

今は、これだけでいいから…。





これ以上進んだら、僕の心臓がもたなそうだし。