距離をとったはずなのに いつの間にか 彼の大きな胸に収まっていた 「………大丈夫?」 駐車場のタイヤ止めに 引っかかったあたしを 引き寄せて 抱きとめたその胸は いつも あたしの調子を狂わせるの 「……………っ」