「ん、じゃあ… 家、どこ?」 そう言って歩き出した 彼の背中を 慌てて追いかける 「ちょ、ちょっと待ってっ!」 不思議そうに振り返る 彼の横に 追いついて並ぶ 「なに?」 「な、なんで あたしの家なんて……?」