「あの時は、ごめん。俺、お前と別れて後悔ばっかりだった」 秋の風が、私の視界を揺らす。 「お前が今日ここに来なかったら本当に終わりにしようと思った。 でも、また会う事ができた。だから言わせてくれ…」 それだけ言って、一息つく先輩。 「今でもお前が好きだ。もう一度、俺とやり直して下さい!」