使用人さんが出て行って、部屋にはまた私と珠羅の2人になった。 「お嬢様、残念ですが男子校へ通う事は免れないかと…」 「はぁー、だよね…」 もう手続きもしてあるって言ってたし、制服まで出来てるし、それに、お父さんとお母さんが決めたなら、しょうがない…。 「学校っていつから?」 「明日からのようです」 「明日⁉︎」 急過ぎでしょ‼︎ ってかさ、お父さん 「確か、寮って言ってなかった?」