偽りの愛に溺れる。


急ぎ足でショッピングセンターを出て、タクシーを呼んだ。一刻も早くここから立ち去りたかった。


あたしがタクシーで向かったのは、自宅ではなく、汐音の家。
タクシーの中で汐音に“今から行く”とメールを打った。