「死にたく……ないっ………ただただ優を起こそうと…」


気を抜いてしまったからかグラッとバランスを崩した。


「香澄!しっかりしろ!」


目の前が真っ暗…


そして、息が苦しい…


「 意識だけは…」


体は重く、もう限界…


「ちょっと寝る」


といって寝室に向かう…


でも、歩けない…


「ほらっ」