叶わない恋に溺れても



それからというもの、お祭の時はずっとしょうたくんが頭から離れず、気がつけば時刻は深夜2時。

お祭終了の時間だった。

私のグループの2個上の先輩もぞろぞろと帰っていく。

「そろそろ行く?」

そんな美咲の言葉で私も帰ることに。

「お疲れ様でーす!」

翼に向かって大きな挨拶をして帰った。

帰ってる最中ずっと美咲にしょうたくんの話ばかり。

彼が恰好いいだの、笑顔が可愛いだの言いたい放題だった。

「そんなに言うんなら連絡先くらい聞けばよかったのに。もったいない。」

「そんなの聞けたら聞いてるもん!」

ちょっと膨れっ面になりながら、美咲と私の家に向かって歩いた。