水樹「ここが、セラフ学園か……」

果たして、此処は本当に日本なのだろうか、と思うほどの広大な敷地のある、学校(もはや城と言ってもいい)を前に俺、柊水樹は言葉を詰まらした………

一週間前………

ピンポーン…… ピンポーン……

宅配「柊さーん!お荷物でーす!」

朝から(といっても12時)に五月蝿いくらい威勢のいい声が響く……

水樹母「はーい!今いきまーす!」

その声を遥かに上回る声が聞こえ、俺はベットから落ちた………痛い…