恋も試合も全力で!



「裄? どうしたの?」


あたしは不思議に思い、声をかけた。

その時。


「裄って…裄くん!? 久しぶりだねー!!」


加藤さんが裄を見ると、興奮したように声をあげた。


「麻美ちゃん、久しぶりだね」


麻美ちゃん!?

あたしはびっくりして裄を見ると、嬉しそうに微笑んでいた。


「裄くんが引っ越した以来だよね。こんな可愛い彼女作っちゃって。
さぁ、時間ないから着替えに行こっか」


加藤さんは、あたしの手を引くと、更衣室へと歩いて行った。