ホテルを出て少し歩くと、大きな海が横に広がっていた。 あの、鮮やかな青。 水平線で空と交わって、本当にきれいだ。 「じゃあ、さっき言ってた体育館行ってみる?」 「うん!」 あたしと裄は、思い出の体育館を目指した。 「俺がいた頃と変わってないなら、今バドの練習してると思うから」 そう言った裄の言葉通り、体育館の近くまで行くと、 シャトルを打つ音が聞こえてきた。 体育館の中へと入る。 「受付のおじちゃん、変わっちゃってるな。 これならコーチも変わってるかも」