必要な物をカバンに詰めて、明日の準備は終わり。


あたしはベッドに寝転がって、天井を見上げた。


でもどうして裄は、いきなり旅行なんて言い出したんだろう?

しかも、こんな忙しい時期に。

あたしに言ったのも急だったし。


考えても、全く分からなかった。


まっ、いっか。

裄とずっと一緒にいられるんだし。

楽しみだなぁ。


ワクワクしたまま、眠りについた。

次目が覚めたら、裄との楽しみが待ってる。


大好きな裄と、

きっと一生の思い出になる出来事が。