俺たちを見て笑ってる、槇と綾子に別れを告げ、 俺は浅海と家路についた。 あー、マジ憂鬱。 浅海と一晩中一緒だけど、それよりも桑原が… 心なしか、浅海は隣で嬉しそうだし。 桑原が家にいるのに、なんでそんなに嬉しそうなんだよ。 「ただいまー」 家についた途端、元気よく叫ぶ浅海。 さっきまでの泣きそうな浅海は、どこいったわけ? 「姉ちゃんおかえりー。あっ、裄さんこんばんは」 リビングのドアを開けると、風呂上がりの遼多、 と部活帰りの桑原。