『好き』と伝えるのは難しい







翼『急いでたみたいで、直ぐに立ち去られたけど、朝ぶつかってきた子が、生徒手帳落としてったんだよ。で、中身見たら持ち主が、本郷梨華って名前の子だったんだ。』



栞菜『ちょっと、それ持ってきて!』



ー数分後



翼『はい。』



栞菜『やっぱり、梨華ちゃんのだ!』



翼『じゃぁ、姉貴から返しといて。』



栞菜『でも、急いでたからってあんたが素通りされるなんてね?笑笑』



翼『うっせー。』