ーカランコロン♪ 梨華『店長。今日もお願いします!』 私は無理やり笑顔を造り挨拶する。 誰も、この嘘の造り笑いを見破れない。 だって、完璧に造っているから。 店長『あっ!梨華ちゃん。今日から研修生の桂木栞菜ちゃん来るから、お世話役頼んでもいい?』 梨華『はい。分かりました!』 店長『栞菜ちゃんは、あの桂木財閥の令嬢だからヘマしちゃダメよ?』 梨華『気をつけます!笑』 あの桂木財閥ね… もう私には関係ない。そして、私のことなんて知らない筈だから大丈夫。