5分で身支度をして家を、物置部屋から急いで出た。



走って学校に向かっていた為、途中の曲がり角で誰かにぶつかってしまった。



ードンッ



梨華『ごっ、ごめんなさい。』
私はぶつかった拍子にコケてしまった。



??『いや、俺は大丈夫だけどお前大丈夫か?』



誰かが手を差し伸べてくれた…



誰かに手を差し伸べて貰ったことなんてない私は、その手を唖然と見ていた。