あたしは、悪魔と契約しました。

その約束から、いつものように毎日河川敷に通うあたしと週に1、2度河川敷に姿を現わす哲也。


約束通り、哲也はいつもバイクの後ろ乗せてくれた。


初めの頃は、いちいち、、、


乗るか?


そう尋ねてきたが、今じゃ、、、


行くぞ。


そんな言葉に変わった。


1人が、当たり前だ。と思ってた。


だけど、哲也と過ごす時間が増えるたび、、、


もっと。と望んでいた、自分に気付いた。


そして、、、怖くなった。


いつか、この瞬間(トキ)も終わってしまう。


だから、これ以上、、、


この時間を求めては、イケない。


いつしか、そう、、、


自分自身に言い聞かせるように、なって居た。