あたしは、悪魔と契約しました。

あと一歩のところで、力が、、、目の前に停まっていた車にぶつかった。


「力!!」


あたしは慌てて、力に駆け寄る。


車が停まっていたおかげで、幸い力は膝を擦り剥いた程度。


あたしは、ホッとため息を着く。


車から、ガラの悪そうな男が降りてくる。


「ガキ。危ねぇぞ」


言葉を悪いが、どうやら力の心配をしているようだった。


すいません。


そう謝って、車に傷がついてるなら弁償して、終わりになるはずだった。


なのに、、、


「どうした」


そう後部座席から降りて来た男に、あたしは動けなくなった。


どうして、、、ここで、あなたに会うの?


もう、4年も、、、


あなたと会うことなんてなかったのに、、、