、、、なんだろう、この気持ち。


哲也とあたしは、今日初めて会った関係。


なのに、哲也の温もりに触れていたら、、、安心する。


安心、、、出来る。


そして、そんな哲也と寄り添いたくなる。


あたし、、、変だ。


記憶がない事態で、変なのはわかっていた。


だけど、いろいろとおかしい。


自分自身のことなのに、あたし自身が1番自分のことがわからない。


知りたい気持ちはあるのに、なぜか、、、


知りたくないと思う自分が、心の中には居る。


『千尋にとって必要なことなら、必ずいつかは、、、思い出すから』


先ほど、タカさんに言われた言葉を思い出す。


本当に、いつか、、、全てを思い出すのだろうか?