あたしは、悪魔と契約しました。

あたしはゆっくりと、瞳を開けた。


そして、ゆっくりと部屋の中を見渡した。


頭の中には、哲也の顔が浮かぶ。


もう、、、会うことはないだろう。


会うことなんて、出来ないだろう。


そう思うと、胸がチクリと痛んだ。


それでも、、、


きっと、あたしは哲也を忘れない。


忘れる日なんて、、、来ないだろう。


この胸の痛みは、いつか、、、消えてくれるだろうか?


この痛みだけは、覚えて居たくない。


今すぐにでも、忘れたい。


でも、、、


哲也はあたしにとって、永遠に、、、忘れられない人。


そして、、、


永遠に、、、愛する、人。


さぁ、、、行こう。