あたしは、悪魔と契約しました。

もっと、優しい夢にしてよ。


哲也のバイクの後ろに乗り、いつもよりギュッと、、、


哲也の背中に、あたしはしがみ付いた。


自分の気持ちを、誤魔化すように、、、


別れると日が来ると、わかっていながら、、、


神様は、あたしと哲也を引き合わせた。


そして、、、


「愛」と言う、あたしが永遠に知ることのなかった気持ちを、、、


胸の中に、、、


深く、深く、刻みつけ、、、


残酷な、現実へと突き落とす。


それは、、、


やっぱり、あたしが悪魔の子供だったから?


それとも、、、


あたしが、悪魔と契約したから?