あたしは、悪魔と契約しました。

「忘れた。気付いた時には、お前がいた」


それ、質問の答えになってない。


だけど、あたしはそれ以上、、、


哲也に聞くことはなかった。


言葉を交わすことのない、あたし達のことを、、、


少し肌寒い秋の風が、静かに包み込む。


哲也と出会った、あの日から、、、


あたしの世界が、色づいた。


あの日、哲也と出会っていなければ、、、


あたしの世界は今も、何1つ変わることもなかったんだろう。


こんなにも、こんなにも、こんなにも、、、


360度、変わることなんてなかった。


うまく、言葉に出来ないけど、、、


あたしは、哲也に出会えてよかった。


少し間だったけど、、、


ありがとう。


あたしの、傍に居てくれて、、、