あたしは、悪魔と契約しました。

チク、タク、チク、タク、、、


規則正しく、時を刻む時計の音が聞こえた。


何?この音は?


、、、やっと、気付いたか。


また、、、あなた?


いい加減、あたしの中から、、、出て、行ってよ。


、、、心配するな。私はもう、お前の中から消える。


だから、早く消えてよ。


、、、もう少し、待て。お前が全てを知ったら、出て行く。


全て?何、それ、、、


あたしは、知りたいなんて望んでいない。


、、、でも、お前は知らなきゃいけないんだ。


だから、、、


あたしは、知りたくないんだって、、、


、、、お前が、アイツと出会ってやっと進んだんだ。


進んだ?何が、、、


アイツって、誰?