あたしは、悪魔と契約しました。

女は鋭い視線で、あたしのことを睨みつけ、、、


そして、ゆっくりと、、、口を開いた。


「嫌い?笑わせないで、、、殺したいくらい、憎い存在よ」


どうして、そんな風に思うの?


あたしと、兄の、、、何が、違うの?


「お前は、家の子なんかじゃない」


あたしは、、、この人たちの子供じゃない?


あたしは開けてはいけない、パンドラの箱を、、、


自分の手で、開けてしまったんだ。


「あたしは、、、誰?」

「アンタは、あの女の子供よ」


あの、女?


それは、誰のこと?


あたしの本当の母親は、誰?


急に、怖くなった。


物凄く、怖くて、、、誰かの手に、すがりたくなった。