あたしは、悪魔と契約しました。

倒れ込んだあたしの上に、女は馬乗りになり、、、


あたしのことを殴り、罵声を浴びせ始める。


殴られた所は熱を上げ、後から痛みが襲う。


口の中には、血の味が広がる。


でも、そんな状況にも関わらず、、、


なぜか、自然と冷静で居られた。


「おい。どうしたんだ」


そこに、男の方がやって来る。


だからと言って、男は女を止めることをしない。


女は、男に声を掛けられ、、、


少しだけ、冷静になったのか?


殴っていた手を、止めた。


「全部、、、全部、この子が悪いのよ!!」


それは、女の心の叫びのようだった。


全てをあたしのせいにして、何かを、、、


納得しようとしているような、気がした。