あたしは、悪魔と契約しました。

哲也はあたしの笑顔に、先ほどよりも、、、


もっと、もっと、、、


不安そうな顔をしていた。


どうして、そんな顔をするの？


「早く、入りなさい！！」


立ち止まっていたあたしに、女はキツイ口調で言う。


なので、あたしは哲也の顔から視線を外し、、、


渋々、家の中へと足を踏み入れた。


あたしはいつものように、自分の部屋へと足を向ける。


そのあたしの後を追うように、ドタドタと足跡が近付いてくる。


部屋に着き、部屋のドアを閉めようとした時。


その足跡は、止まった。


そして、、、


＿＿ドンッ＿＿


あたしは、、、突き飛ばされた。


急なことに、自分の身に何が起こったのか？


理解さえ、出来ない。