最強

「どうする？」
「連れて行け」
「あいあいさー」
は？連れて行けって…えー⁉︎
「ちょっと下ろしてよ」
「もうすぐて着きますから、ちょっと黙っててください。」
「いやだぁー」
〜屋上〜
「はぁ。」
やっと下ろしてもらえたよ。だけどさこいつら何な訳？あ、葵に1-Sの事聞いてないなぁー。後で行こっと。
「あのですね、流夢さんって何者ですか？」
何者って…。あ、みんなにも言ってなかったよね。私は夢蝶（ユメチョウ）の10代目総長夢姫（ユメヒメ）。神谷グループ次期社長、神谷組次期組長。組潰し、族潰しの麗蝶華（レイチョウカ）又は麗華（レイカ）。でもさこんなこと全国No.1の族、白竜のやつらになんて言えないよ。あ、ちなみに夢蝶は世界No.1だよ。
「え？ふつうの女子高生ですが？」
「普通の女子高生が5メートルの門なんて飛べると思うか？」
「（ちっ。見られてたか…）とべるんじゃない？飛べないとしても私は結構運動神経いい方だから飛べた。ただそれだけだよ？」
「「「俺、（僕）（わい）でもギリギリなのに？（でも大変なのにですか？）」」」
「うるさいなぁー。じゃあ、私はあんたらより運動神経がいいってことだろ？もう私は帰る」
「あ、おい‼︎」
「待ってください」
バタンー
待ってください。なんて言われて待つ奴がどこに