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「一つ目はおそらくここだ」
川上君につれてこられたのは体育館
でもこんな一番人が来そうな場所のどこに...
「...きっと爆弾魔は30年前の事件の犯人の目星がついているんだろう、そうじゃなきゃお前が指さした人があってるか間違ってるかなんてわからないからな...」
「まってまって!!目星がついてるって爆弾魔は犯人が分かってないの!?」
「...わかってたらなんでこんな大掛かりなことをするんだよ」
そ、そっか...
「...そしてお前が指さした人が爆弾魔から見て明らかに違う人だった場合バァーンと」
ガラガラ
川上君がおもむろに舞台下の収納スペースを空ける
「...ここにある爆弾を爆発させ、まずお前を殺すだろう」
わ、私を...
やっぱり主役をほかの人にやらせるわけにはいかない!!
...ん?あれ
「川上君、暗くてよく見えないけど爆弾っぽいものなんて一つもなくない?」
「...耳を澄ましてみろ」
えっ耳を?
髪をかき上げ耳に意識を集中させる
ピッピッピッピッ
わずかだけど機械音みたいなのが聞こえる...
「...きっとなにかにカモフラージュしてあるんだ」
「ほんとに爆弾が仕掛けてあるなんて...」
心のどこかでこんな事件なんて馬鹿げてるきっと誰かのいたずらなんだって自分に言い聞かせてた、それが今爆弾を耳で感じて急に怖くなってくる
主役なんてやりたくない
死にたくない
でもだれかがやらなければいけない
それは私じゃなきゃダメなの?
「...おい顔色悪いぞ大丈夫か?」
川上君が顔を覗き込んでくる
「う、うん大丈夫だよ」
大丈夫、大丈夫
犯人を間違えずに当てればいいだけだもん
きっと大丈夫...
「川上くん次行こ!!」
