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「さぁ!!さぁ!!さぁさぁさぁ!!今日からまた学祭準備だぁぁぁぁ」

私の雄たけびを聞いてびっくりしたチョコラが逃げる
ごめんごめん...



ずっと練習した演技を見せたら莉奈びっくりするかなぁ

いざ学校へ!!参る!!

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どどどどうしよう...
教室を目の前にして急に緊張してきた―――
あの脅迫メールのことみんなまだしらないんだよね...
とくに莉奈には知られたらまずい
知られたら絶対主役をやめろって言ってくる


「なにやってんだ?」


私が扉の前で行ったり来たりしてると後ろから声が
って暁月君!!

「暁月君おは...
「おいお前主役降りろ!!」

へっ?...
あれ?
あれれれれれれれ?
もしかしてだけど
知ってらっしゃる?...
とりあえず私は知らないふりをしなきゃ

「えっ?なんで?」

「こんなメールが届いた」

暁月く―――ん!!!
そのメール一般生徒には秘密みたいですよー
なんで見せちゃうんですか―――

も、もうとぼけようがないじゃん!!

「ご、ごめん!!暁月君私そのメールのこと知ってた!!」

「は?なら話は早い今すぐ主役を降りろ」

「駄目だよ!!舞台は必ずやらなきゃいけないの!!メールよんだでしょ!!」

「だからってお前がやることないじゃねぇか!!」

私たちがあんまり大きな声でいい争いしてたせいで
教室の人たちが「なんだなんだ」と出てきてしまった

「ちょっと暁月!!私のかわいい奈々になにやってんの!!」

ま、まずい莉奈がでてきちゃった!!
莉奈にばれたら...

「あっ?お前確か莉奈だっけか聞いてくれよおととい俺にこんなメー...
「暁月君!!ちょっとあっちでお話ししよっか!!」

とりあえず人のいないとこへ!!