「ただいまー」 俺が帰ってきても、いつも通り玄関まで走ってくる胡桃はいない。 「胡桃ーー?」 「……………」 名前を呼んでもシーンとするばかりだ。 俺はとりあえずリビングに入った。 リビングを見渡すと、ソファーの上でぐっすり眠っている胡桃がいた。 「…胡桃」 俺は安堵の息とともに胡桃の名前を呟く。 「…ぅう……ん…慶太……」 ―やべ、起こしちまったかな?? 「……すーすー」 ね、寝言か? ッてか!!!寝言で俺の名前呼ぶとか、だいぶ嬉しいんですけど!!??