1コール… 2コール… 3コール…… 『…もしもし?やだ、慶太久しぶり〜』 「姉貴……胡桃を迎えに来い」 『イ・ヤ、よ♪』 …そ、即答ですかッ 「まじ無理。もう耐えられん」 「嫌。私ここにいる!」 「胡桃、黙ってろ」 「嫌ぁッ!ここにいるのぉー」 胡桃はそう言って俺にしがみついてきた。 『…どう?可愛いでしょ♪』 「姉貴め……」 『お金は送るから。大変なら私もそっち行く。…だから、お願い!!』 俺はこの時、まだ何も知らなかったんだ… 姉貴が必死に俺に頼んだ、本当の理由を……。