少女たちの恋心



礼央がバスケをするのをやめて、私に近づいて目を合わせる。



ついついドキドキしちゃうけど、それよりも、礼央が付き合ってから5ヶ月が経ったってことを覚えててくれたことが


やばいほど嬉しかった。



「覚えてたのかよ…」


嬉し過ぎて、声が震えてしまう。



「ったりめーだろ?ほら、やるよ。」