「なーに後ろ向いてんの?」


同僚の可愛いと評判の片岡 美紅に肩を叩かれ、我に返る。



ジリジリと暑い今日この頃…


私は、その美紅と一緒に祭りにきていた。



「あの子、告白してたね。」



私がぼーっと見ていたのはまだ高校生の男女2人。