少女たちの恋心




私は微笑んで悠斗に背を向けた。



どうだ。演技にしては上出来じゃない?


もう、心残りはないよ。



…じゃあ、なんで泣いてるの?


なんで涙が止まらないの?



悠斗から見えなくなるところまで歩いて、しゃがみ込む。



「弱いなー…私。」



辛すぎ。


視界が歪んで、だれも聞いて居ない路地で


私はポツリ、この街に本音を残した。