「そんな…っ」 あたふたして本当に泣きそうになってる奈津に、私は微笑んだ。 「奈津と、それに奈々さんに聞いてもらって良かった。 なんか、何も解決してないけど…スッキリした。」 「やだ、ねえ、桃華っ!」 私は、引き止める奈津にありがとうと呟いて 外にでた。 大分時間がたっていたようで、外は薄暗くなっていた。 家に帰ると、お母さんとお父さんは 私が出て行った時と同じ場所で、同じ体制で居た。