少女たちの恋心



「はぁ…今年で最後なんだから、部活するよ。」


「へーい。」


その安心した心を閉じ込め、私は玲をあえて突き放す。


だって、感情がコントロールできなくなるから。



私は、その日モヤモヤしながら走って走って記録をメモし続けた。



本当に、今日はいつも以上にモヤモヤする。



なんでよ…


その答えは、わかりたく無いようで、分かりたい。