少女たちの恋心





玲を困らせてしまうくらいなら、私が我慢して


玲の幼馴染というポジションを死守しようとさえ思う。



そんな事、私が考えてるなんて周りが知ったら


引かれること間違いなしだけど。


「か、茅野先輩!」


玲の手をどかし、威嚇していると


後ろから声をかけて来たのは、あの坂本。