〜零央side〜

エントランスには、フードの男と組員が3人いた


組員「「「お疲れ様です」」」

?「お忙しいところ申し訳ありません」

奏「頭を上げてください」


……っ?!
女…だと? チッ、奏は気づいてないのか


?「ここは暑苦しいですね…」

組員「なんだとゴラァ!」

?「おっと、これは失礼。つい本音が」

組員「てんめぇ!『やめろ』

『そいつには手を出すな』

組員「しっ、失礼しやした」

奏「わ、若?」

『おい、お前は何者だ』


さっきの発言と態度で族ではないな…
組…か


?「申し遅れました。私、神田組若頭側近の闇藤 友切と申します。そして又の名を魔女。以後お見知り置きを
今日は若頭である誠様から同盟を破棄するとの伝言をお伝えに参りました。」


神田組といえば同盟の中では1番強かったところだ。ウチに比べればまだまだだが…。しかし、悪いことは聞いたことがないし…