〜奏side〜

「きゃー!」


はぁ、またか
車をちょっと下りただけでこれだけ騒がれる。
でも零央は無表情のまま。てか、笑えるの?見たことないけど…10年ぐらい一緒にいるのにね…


零「おい」


おっといけない、いけない


『申し訳ございません。今日のご予定は
社長室での仕事のみになります』


これを聞いたら返事もせずに行ってしまうのはいつものことだ


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組員「若っ!早急にお伝えしたい事が」

零「入れ」

組員「はっ、エントランスにて黒服にフード
を被った男が若に話をしたいと。お断りしたのですが、殺気が尋常ではなかったので…」

『ほぉ、若。どうなさいますか?』

零「俺も行くがお前が話をつけろ」

『はっ』



奏side end