極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)






「佐野琴葉さんですね。剛から話は聞いています。剛ったらいつの間にこんな美人さんを…」








大森剛のお母さんが言った。


美人って…///
お母さんに褒められても褒められた気がしない…。




それにしても、弟くんはお母さん似だね。



だって、お母さんは白い肌に白銀の髪、灰色の目なんだもん。





「ああ、剛から話は聞いている。吉原にいたんだろ。だが、もう大丈夫だ。これからは自由だからな。」





剛のお父さんの声はとても大きくて落ち着いていて私を包み込んでくれた。





アットホームな雰囲気に昔の生活を思い出した。




目頭が熱くなって目に涙がたまる。




「こいつ、疲れてるみたいだから、ちょっと休ませてくる。」



大森剛は気を使ってくれた。