極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)



「変な想像はよせ。」

変な想像だとしても、その指輪を無くしたっていうのは本当の事。
その指輪を社員が持ってるってことも本当の事!

なんなのよ!もう、おこったー!!

「あらあら、そうですか!私が希と光を育てている間、剛は社員とイチャイチャ?」

そんな関係しかわからない!

ドアに向かって歩いていく。
バン!開け放ったドアの向こうにはあの女の人が…。


私を見てニヤッと笑って剛に話しかける。


『社長〜。あと5分で会議が始まります〜。』


あぁ、と呟いた剛の言葉。
呆れたような面倒くさそうな言葉に心が痛い。


追いかけてきて欲しいのに、追いかけてくれなくて、エレベーターに乗りこんだ時に見てた女の人の笑顔が怖かった。