極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)






「足が完治してないのに、立たせちゃダメよ!誰か捕まえて。」





看護婦長らしきおばさんが俺を指差して言う。




追いかけてくる男の看護師。




けど、差はどんどん広がる。



たった一ヶ月半眠ってただけだ。筋力は落ちてるかもしれないが、なめんな!






お袋の後を追いかけて角を曲がると扉の前で看護婦さんになにか言ってるお袋。





「子どもの父親が来たんです!中に入れてあげてください!」





必死に頼むお袋。





「そう言われましても…」




焦ってる看護婦。




閉まっているはずの扉から悲鳴が聞こえてくる。





琴葉!



「看護婦!頼む。入れてくれ!」





俺を見た瞬間、顔の色を変える看護婦。




「お、お入りください。」





通された扉。簡単な消毒をする。