極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)







「剛の事です。子供の事を知ったら無茶して早く帰ってきそうじゃないですか…」




剛の事だ。早く寝ろーとかたくさん食べろーとか言いそうじゃん?



私より親ばかになりそうだしね。




そんな理由もあるけどやっぱり、




「剛は、私の事だけでも無茶をたくさんしました。子供の事を知ったら背負うものが多くなりませんか?」




なるほど、と頷く龍さん。



「わかった。剛には内緒にしよう。」




ありがとうございます。



そう言って部屋を出る。



騒がしい大広間に行くとたくさんの料理。





その中心には千夏さん。